G7、緊迫するウクライナ情勢を巡って独南部ミュンヘンで開かれた緊急外相会合の共同声明を発表(19日)
2022-02-21
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声明は、ウクライナ付近におけるロシア軍の威嚇的な軍備増強に「重大な懸念」を表明、早期の部隊撤収をロシアに要求した。声明では、10人以上とされる露軍の集結を、「欧州大陸における冷戦終結以来最大の配備であり、世界の安全保障や国際秩序への挑戦」と厳しく批判した。ロシアが自ら軍隊の撤収を発表した事に関しては、「我々はそのような低減を何も目にしていない」と指摘。「我々はロシアの行動によってロシアを評価する」と約束を守るよう促した。声明は、ウクライナ東部紛争の解決に向けた2015年の「ミンスク合意」について、「紛争の永続的な政治的解決への唯一の道」と指摘。独仏露ウクライナの4か国協議への継続的な支持を強調したほか、ウクライナの主権・領土の一体性への揺るぎない支持も改めて表明した。