北朝鮮国営・朝鮮中央通信(KCNA)、同国が25日に長距離巡航ミサイル、27日に地対地戦術誘導ミサイルの発射実験を実施したと報じた(28日)
2022-01-31
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又、金正恩朝鮮労働党総書記が「主要な兵器システム」を製造する軍需工場を視察と伝えた。25日に試射した長距離巡航ミサイル2発は約2時間半に渡り1,800km飛行し、標的としていた東岸沖の島に命中したという。27日に試射した戦術誘導ミサイル2発も標的に正確に命中し、弾頭部の爆発威力が設計通りである事が示されたと伝えている。
米国防総省のカービー報道官は「不安定化を招く」としてミサイル発射を非難し、「挑発をやめる」よう北朝鮮に呼び掛けた。EUも声明を発表、ミサイル実験は国際社会と地域の平和と安全を脅かすと同時に、対話再開と北朝鮮国民への支援に向けた取組みを損なうと指摘した。