ウクライナを巡る緊張緩和を目指した米国の安全保障上の提案に、ロシアはNATO不拡大の要求への対処がないとして批判的な反応を示した。
2022-01-31
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ただ、対話は継続される公算が大きい事も示唆した。ロシア大統領府のベスコフ報道官は27日、プーチン大統領は提案文書に既に目を通し、その分析に時間を取るだろうと記者団に発言。「ロシアの見方が考慮された、あるいはロシアの懸念を考慮する用意が示されたとは言えない」と語った。一方で、結論を急ぐ必要はないとして米国やNATOとの協議を継続する考えを示唆した。又、ロシア外務省のザイツェフ報道官は27日「ロシアが誰かを攻撃する計画はないと繰り返し述べてきた」とし、ウクライナに侵攻するつもりはないと強調した。