金融・経済ニュース
米株式市場にひび割れが見え始めた金融市場で、債券のETF(上場投資信託)は目の前の危険を知らせる信号を発信し始めた
2021-12-13
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最大の米国債ETFであるiシェアーズ米国債20年超ETF(ティッカー::TLT)には、2日までの1週間で過去最大の25億㌦(約2,800億円)が流入した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」への不安が募る中、資金が米国債に逃避した事が背景。社債に対するセンチメント悪化も一因。380億㌦規模のiシェアーズiBoxx米㌦建て投資適格社債ETF(LQD)では、空売り比率が過去最高に接近。IシェアーズiBoxxハイイールド社債ETF(HYG)の資金流出入は、3週連続で出超となった。