日本政府、新型コロナの新変異ウイルス「オミクロン株」の水際対策として、日本に到着する国際航空線の新たな予約の停止を打ち出したが、一転して方針を撤回した(2日)
2021-12-06
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新たな変異ウイルス「オミクロン株」の水際対策を強化するとして、国土交通省は先月29日、航空各社に対し、12月末まで国際線の新規予約の停止を要請した。しかし、海外にいる日本人が帰国できなくなるのではないかといった混乱を招き、わずか3日で方針を撤回した。国交省によると、要請は航空局独自の判断によるもので、斉藤大臣や官邸に対しては事後報告だったという。
国交省は今後、1日当りの入国者数の上限「3,500人」を超えない範囲で、海外にいる日本人の予約の受付けを再開するよう、航空会社と調整する方針。