日本郵船、脱炭素に向けた中長期の経営戦略に用途を限定するトランジションボンド(移行債)を計200億円発行すると発表(2日)
2021-07-05
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環境や社会貢献に関する社債は多いが、脱炭素戦略を前提とした移行債の発行は国内で初。海運業界としては世界でも初めて。7月中旬以降を目指す。調達した資金は、同社が6月に公表したLNG(液化天然ガス)燃料の自動車船の購入費用などへも充てる想定。年限は5年、7年又は10年の2種類。国内投資家を対象にそれぞれ約100億円ずつ発行する。
LNG燃料の自動車運搬船の他に洋上風力発電支援船や二酸化炭素を排出しない水素・アンモニア燃料船などに充てるもよう。