中国の無人探査機が火星に着陸(15日)
2021-05-17
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着陸後の探査が実現すれば、米国に次ぐ2カ国目。中国国家航天局(CNSA)の「天問1号」は昨年7月に打上げられ、今年2月に火星の軌道に入っていた。天問1号の着陸船は中国時間15日午前、北半球の「ユートピア平原」に軟着陸した(国営中央テレビ/CCTV報道)。着陸船は探査車「祝融」を搭載。祝融は着陸地点付近の地表を探査する。祝融の重量は240kg、地表での活動可能期間は約92日間。米国は1976年、探査機を火星に着陸させ探査にも成功。71年に火星に着陸した旧ソ連の探査機は、着陸後すぐに通信が途絶えた。