OPEEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」、合同技術委員会(JTC)を開催(2日)
2021-03-08
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バルキンドOPEC事務局長は、原油市場の現状について、昨年みられた先行き不透明感が緩和し、全般的に良好との見方を示した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大が継続している為、下方リスクは尚、存在していると警戒感もを示した。同事務局長は、OPECとして2021年の石油需要は日量580万バレル増え、同約9,600万バレルになると想定していると説明。
2019年は同約1億バレルだった。2020年は新型コロナ流行により需要が落込んだ。アンゴラのアゼベド鉱物資源・石油相(OPECの輪番制プレシデント)は報道メディアに対し、「原油価格は比較的安定しており、需要と供給との間にある程度の均衡がみられている」と述べ、世界的な原油市場は均衡化しつつあるとの認識を示した。
OPECプラスは4日に会合を開き、協調減産の縮小の可能性について討議する。