金正恩・朝鮮労働党委員長、5-7日に開催した党大会への報告で、米国の脅威に対する防衛力を絶えず強化する必要があると述べた
2021-01-18
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金正恩・朝鮮労働党委員長、5-7日に開催した党大会への報告で、米国を「最大の主敵」「戦争モンスター」と呼び、より高度な核技術の追求などを通じて、米国の脅威に対する防衛力を絶えず強化する必要があると述べた。
金委員長は米国の政権交代について、誰が権力の座にあるかにかかわらず、北朝鮮に対する根本的なアプローチは「決して」変わらないと主張。
バイデン次期米政権との関係に臨む姿勢を示唆する発言を金氏が行うのは、今回初めて。
金委員長は又、核兵器の小型・軽量化と大型核弾頭の製造推進、1万5,000km射程内の戦略的目標に命中させ破壊する能力の向上を目指す方針も表明。
固体燃料を用いるICBMと原子力潜水艦の開発、衛星による情報収集能力強化にも言及した。尚、金正恩氏は今回の党大会で、父と並ぶ総書記に党就任した。
(北朝鮮・朝鮮中央通信・KCNA報道)