米国の小規模ヘッジファンドが史上初のETF転換を果たした。
2021-01-11
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資産運用業界は投資信託がETF(上場投資信託)に転換されるのを待っているが、それに先駆けて米国の小規模ヘッジファンドが史上初のETF転換を果たした。
アクティブ運用のKNGS(アップホールディングス・コンパウンド・キングス)は先週、取引を開始した。テクノロジー株中心に投資するもととなったヘッジファンドは2019年3月に、アップホールディングス・ファンズが開始した。
リテール投資家を含め投資家ベースの拡大を望んでいた同社は昨年3月に、300万㌦(約2.1億円)規模のヘッジファンドをETFに転換する事を模索し始め、10月に正式にSECに申請した。
複数の投資信託もETFへの転換を申請しており、ETFはそのアクセスの容易さから運用業界で拡大を続けている。