政府、一般会計の総額で106兆6,100億円に上る来年度予算案を閣議決定(21日)
2020-12-28
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一般会計の総額が100兆円を上回るのは、3年連続で、過去最大を更新した。高齢化により伸び続ける社会保障費は、約35兆8,400億円と過去最大を更新した。
又、雇用情勢が悪化する中、雇用調整助成金の関連経費として6,240億円を充てている。
防衛費も、宇宙・サイバーなど新領域に対応する経費が膨らみ過去最大の約5兆3,200億円。
一方、新型コロナの影響で税収の回復は鈍く来年度の税収見積もりは今年度の当初の見込みより6兆700億円ほど減った。
又、来年度の新規国債発行額は約43兆円となり、歳入の約4割を借金に頼る、厳しい財政状況が続いている。