ECB、新型コロナウイルスの感染第2波に対応しユーロ圏経済を支援するため、追加の金融緩和策を打ち出した(10日)
2020-12-14
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パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の全体的な規模を1兆8,500億ユーロに5,000億ユーロ拡大するほか、期間を2022年3月まで9カ月間延長する。
政府や企業の借入れコストを過去最低水準で維持する事が狙い。償還を迎えた緊急購入債券の再投資を23年末まで1年延長する事も決定。
貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)の期間も1年間延長し2022年6月までとした。尚、ECBは中銀預金金利はマイナス0.50%、主要政策金利は0.00%で据え置いた。金利据え置きは予想通り。