ECB、年内最後の定例理事会を開き、政策金利の据え置きを決定(12日)
2019-12-16
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11月に就任したラガルド新総裁にとっては初の理事会。
ラガルド総裁は 「はっきり申し上げておきたいが、私はハトでもタカでもない。私の夢は知恵の象徴であるフクロウになる事」とした。
理事会は、政策金利を予想通り据え置くと共に、引続き追加利下げの可能性に含みを残した。又、長期に渡り低金利を維持し、月額200億ユーロのペースで安定的に資産買入れを継続する方針を示した。来年のユーロ圏の経済成長率見通しに関しては従来の1.2%から1.1%に引下げたほか、来年のインフレ率は1.1%と目標の2%近傍を依然大きく下回る水準に設定した。