51.4ポイント。
前月から0.4ポイント上昇。景気の「改善」と「悪化」の境目である50ポイントは68カ月連続で超え、過去3カ月で最高を記録した。
一方、ユーロ圏の製造業PMIは49.2ポイントと、１月から大きく1.3ポイント低下。分岐点を下回り、過去68カ月で最低に沈んだ。新規受注は過去6年近くで最も大きく下落し、特に輸出向けは前月から落込みが加速した。牽引役であるドイツの製造業PMIが、米中貿易摩擦の影響などで、中国への自動車輸出が落込み、6年2ヵ月ぶりの低水準を記録した。
ただ、ユーロ圏のサービス業PMIは52.3ポイントと、1.1ポイント上昇で、これにより事業見通しは、製造業で低下したにもかかわらず、全体では過去4カ月で最高に達っした。