英調査会社ブランド・ファイナンス(BF)による2019年の世界の取引所ブランド価値ランキング公表
2019-02-25
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前年に続きCMEグループが首位。
ビットコイン先物上場や米国債取引仲介大手の英NEXグループの大型買収が評価され、ブランド価値は前年比39%増の18.5億㌦(約2030億円)。日本のJPXグループは3億700万㌦で12位だった。
調査は世界約30の取引所を対象にした。2位はHKEX(香港取引所)の14.1億㌦、アジアの取引所ではほかにSGX(シンガポール取引所)が3.5億㌦で10位に入った。今回の調査で目立ったのは香港取引所、価値は前年比45%増となり前年の3位から2位に浮上。18年の新規株式公開(IPO)調達額が欧州で世界首位になったほか、将来の高成長見通しがランキングを押上げた。前年2位から3位に下がったNYSE(NY証券取引所)の価値は13.5億㌦で、親会社のICE(インターコンチネンタル取引所の4位を上回る。調査は13年から毎年発表している。