国連貿易開発会議(UNCTAD)、2018年1-6月の世界の海外直接投資が4700億㌦(約52兆円)と前年同期比41%減少したと発表(15日)
2018-10-22
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米国の税制優遇措置を受け、グローバル企業が海外で稼いだ利益を米国に還流させたと分析。海外直接投資は国境を越えたM&Aや現地法人設立の費用などの合計額。特に先進国への直接投資が69%減の1350億㌦と大幅に減少。スイスやアイルランドなど欧州向けの減少が目立つほか、米国向けも73%の大幅減。一方、途上国向けは4%減の3100億㌦と減少率は小さく、世界全体に占めるシェアは66%と過去最高となった。中国への投資が最も多く、ブラジルやインドも上位に入った。