73回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた
2018-08-20
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天皇、皇后両陛下や安倍首相、遺族ら約7000人が参列。戦没者約310万人の冥福を祈った。天皇陛下が「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬ事を切に願う」とお言葉を述べた。「深い反省」という言葉を4年連続で盛込み、追悼の思いを示されました。陛下は、天皇としての追悼式への参列は最後となる。安倍首相は、「今日の平和と繁栄が、戦没者の皆さまの尊い犠牲の上に築かれた」と追悼。その上で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫く」と強調した。歴代首相が踏襲してきたアジア諸国への「損害と苦痛」「深い反省」には6年連続で触れなかった。厚労省によると、参列した遺族は5236人。最高齢は夫を沖縄戦で失った東京都練馬区の芹ケ野春海さん(102)。最年少は2歳児。戦没者の父母は8年連続で一人もいなかった。戦後生まれは年々増え、世代交代が進んでいる。