米国の350紙を超える新聞が、報道の自由を擁護する論説を一斉に掲載(16日)
2018-08-20
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トランプ米大統領が一部報道機関を「米国民の敵」と呼び、攻撃している事に対抗する。論説掲載はボストン・グローブ紙が主導し、有力紙NY・タイムズのほか、トランプ氏が2016年の大統領選で勝利した州の一部メディアが参加した。ボストン・グローブの論説はトランプ大統領が「報道の自由への攻撃を続けている」と批判。「米国の偉大さは、権力者に対して真実を語る自由な報道の役割によっている」とした上で「メディアを『人々の敵』と決め付けることは危険な事であり、米国的ではない」などと主張した。トランプ大統領は自身に批判的な報道を「フェイクニュース」と呼び、一部メディアへの対決姿勢を強めている。2017年2月にはツイッターで、NY・タイムズ紙などを名指しし「フェイクニュースメディアは私の敵ではなく米国民の敵だ」とコメントしている。