トランプ大統領は今回の制裁について「史上最も強力だ」とツイッターに投稿した。その上で、11月には更に制裁を強化すると予告し「イランとビジナスをする者は米国とビジネスができなくなる」と警告した。トランプ政権は中間選挙直前の11月5日に制裁の対象をイラン経済の要である石油部門に広げる方針で、イランと取引を続ける第三国の企業に対しても厳しく対応する構えを示した形。欧州企業の活動にも影響が出ている。ロイター通信などによると独自動車大手ダイムラーは7日、イランでの事業を停止した。ダイムラーは2016年、メルセデス・ベンツのトラック製造に向け、イランの企業2社と合弁会社を設立していた。今後については「政治情勢を注視する」としている。