①3月概況：1日平均出来高、前月比-15.3%、金・原油の減少が白金・ゴムの増加を上回った。月末のイースター休暇や、原油関連ETFの出来高減少の影響か。前年同月比では+16.8％。尚、残玉は50万枚台を維持。2017年度出来高合計は2,537万枚で、16年度比+0.2％と、ほぼ変わらずだった。
②第2回TOCOMリアルトレードコンテストの最終結果発表：1位の利益率214.94％、以下168.54％、150.61％と続き、1位は対面取引参加者。今回は340名が参加、（前回は242名）取引方式は短期・長期と色々だった。4月22日に表彰式を行う予定。尚、2018年度は中国なども含め国際大会とする予定。
③ネットエナジーグループとのMOU締結について：ネットエナジーGはカナダ・カルガリーに拠点を置き、原油取引スクリーンの提供やブローカー業務を北米で展開する企業。北米からアジアへのエネルギー供給の急増から、アジア原油に関するヘッジニーズの高まりを見て、今回ネットエナジーのスクリーンへTOCOMのプラッツドバイ原油取引を追加する。アジアではこれから北米産のシェールオイルなど、中東原油との競争激化が予想される。
④個人投資家の参入促進に向けた取組：（1）TOCOMスクエアにおける情報発信（2）各種金融イベントへの参加/ゴールドフェステジバル、コモディティ・フェスティバル、投資戦略フェア、資産運用EXPO、マーケットフォーラム2018など（3）リアルトレードコンテスト開催（4）TOCOMサロン（講演会）開催など。