易綱人民銀行総裁、金融市場の開放策を2018年6月末に実施する方針を明らかにした(11日)
2018-04-16
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外資が証券や生命保険を営む場合、中国企業と合弁会社をつくる必要があり、外資の出資比率は50%以下に制限されるが、6月末に最高51%まで引上げる。3年後には全額出資を認める。易氏は「大幅に市場を開放し、金融の競争力を高める」と狙いを語った。具体的には証券、資産運用、生命保険、商品先物で外資出資比率の限を6月末に51%まで上げる。いまは最高でも50%に留まる。3年後に全額出資を認める。出資だけでなく2018年末をメドに業務規制も緩める。銀行、証券、保険で原則として中国系と同じ業務を認める。上海と香港の株式取引所で認めている相互売買についても5月1日から1日あたりの売買額を大幅に増やす。