世界銀行、中国を含む東アジア・太平洋地域(EAP)新興国の経済成長率見通し発表(12日)
2018-04-16
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6.3%、10月時点の予想(6.2%)から引上げた。上方修正の理由については、世界経済の幅広い回復の継続と堅調な内需が見込まれるため、とした。一方で、同地域の政策当局者に対しては、先進国の予想以上に急速な利上げや貿易摩擦の激化に伴う短期的なリスクを認識し、対応する事を勧告した。世銀は、中国の2018年成長率を6.5%と予想。昨年10月時点の6.4%から若干引上げた。上方修正の理由として17年の成長率が予想を上回った事を挙げた。中国経済については、融資拡大の抑制と成長の質の改善を重視する政策の下、投資主導から内需主導へのリバランスを続けていると分析した。