中国はWTO紛争解決制度に基づく米国との協議入りを申立て(5日)
2018-04-09
0
知的財産権の侵害があったとして、米国が中国からの輸入品(500億㌦相当)に関税をかけると表明した件で、中国はWTO紛争解決制度に基づく米国との協議入りを申立てた。WTOが5日、明らかにした。協議期間は60日以内。中国は「機械や電子製品など、中国産の多分野に及ぶ特定財を巡る米国の関税措置案に関する」協議を要請した。関税について中国は、WTOや前身の関税貿易一般協定(GATT)の合意規定に違反しているとみられるなどと訴えた。