中国にはITを使って国民を監視する「天網」と呼ばれるシステムがあり、すでに街中に2億台近くのカメラが設置
2018-04-09
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顔認証技術を使って誰が歩いているのかリアルタイムで追跡している。警官がグーグルグラスのようなサングラスをかけるだけで、視界に入った人の中から犯罪の容疑者を特定するシステムもすでに実用化された。
中国での交通違反の処理はかなり合理的で、違反するとカメラが検知し、誰が違反したのかがすぐに分かる。アリペイに代表されるようなQRコードを使った電子マネーが普及していることもあり、軽微な違反の場合には、その場で、罰金をスマホで払っておしまいになるケースも多い。中国では、アリペイが提供する芝麻信用という個人スコアリング制度が普及しており、支払い履歴などから利用者を格付けし、信用度が高い人にはポイントが付与されるなどの特典がある。