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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長、中国を非公式訪問25-28日、習近平国家主席と会談(26日)
2018-04-02
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非核化への意欲を示した。両国の国営メディア報道28日/金委員長は習主席の訪朝を招請し、習氏は快諾したという。中国国営通信新華社によると、会談で金委員長は、「(祖父である)金日成主席と(父親である)金正日総書記の遺訓に照らし、朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすのは、我々の変わらない立場だ。米韓両国が善意で我々の努力に応え、平和的な雰囲気を作る事で問題は解決できる」と発言。非核化に向けて積極的に取組む姿勢を表明した。一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は、中朝首脳会談に関する記事の中で非核化への言及をしなかった。習指導部としては、中朝会談をきっかけにして、朝鮮半島問題への対処で調整役としての役割や影響力を確認し、北朝鮮との首脳会談の実施を目指す米国に対抗したい思惑もあるとみられる。