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トランプ政権去る「国際協調派」/ティラーソン氏解任の理由について、トランプ氏は「考えに違いがあった」と説明
2018-03-19
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イラン核合意を巡り破棄も辞さないトランプ氏と、現状維持を唱えるティラーソン氏との温度差を例に挙げた。地球温暖化の国際枠組み「パリ協定」では離脱を決めたトランプ氏に対しティラーソン氏は残留を主張。対北朝鮮で政権が強硬方針を前面に出していた時期には、トランプ氏がティラーソン氏の対話模索を「時間の無駄」と切り捨てた事もある。コーン氏の辞任は、鉄鋼とアルミの輸入制限措置を巡るトランプ氏との対立が、直接の引き金だった。コーン氏は保護主義に傾きがちなトランプ氏の「抑え役」と位置付けられ、輸入制限にも強く反対。辞任は経済政策での国際協調派の敗北と受け止められている。