58.6ポイント。速報値から0.1ポイント上方修正されたが、前月からは１ポイント低下。それでも過去18年で最も高い部類で推移し、景気の「改善」・「悪化」の境目である50ポイントを56カ月連続で超えている。調査対象の8カ国：オランダは63.4ポイントで過去最高を記録。ギリシャは56.1ポイントで引続き分岐点を上回り、過去18年弱で最高。スペインも56ポイントと過去3カ月で最も高い。一方、イタリアは56.8ポイントと過去5カ月で最低。オーストリアは59.2ポイント、アイルランドは56.2ポイントにそれぞれ低下。ユーロ圏経済を牽引するドイツは60.6ポイント。速報値から0.3ポイント上方修正されたものの、１月を0.5ポイント下回った。フランスは55.9ポイントと、速報値から0.2ポイント下方修正され、1月からは2.5ポイント低下。マークイットによると2月の英国の製造業ＰＭＩは55.2ポイント。１月から0.1ポイント低下、過去8カ月で最低に沈んだ。しかし分岐点の50ポイントは19カ月連続で超えており、製造業生産の伸びは四半期ベースで0.4％程度という。