シンガポール取:普通株とは異なる議決権や配当の権利をもつ「種類株」を発行する企業の上場を認めると発表(19日)
2018-01-29
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IT分野のスタート企業を誘致する。昨年12月には香港取引所も同様の発表をしている。
ブンチャイCEOが19日の決算記者会見で「3月までに規則をつくり、その後に1社目の上場を想定している」と述べた。SGXが種類株を解禁するには、監督機関であるシンガポール金融通貨庁(MAS)の承認が必要。MASは19日に「SGXの決定を支持する。米国や欧州では既に認められている」との声明を出した。種類株は議決権を特別多く設定するといった使い方が目立つ。新興企業も創業メンバーが経営権を維持しながら資金調達するなどの目的で発行することが多い。