東商取、日商協、先物協会、日本商品委託者保護基金、日本商品清算機構。

・濱田東商取社長ご挨拶：主力商品である金のボラティリティ低下などによる2017年出来高の10％減の報告を行った後に、「昨年は海外プロップ勢が取引の6割を占め、瞬時に行われる裁定取引を含むアルゴトレーディングの隆盛により、ボラティリティの低下がより増幅された形となった」と述べ、「新年を迎え、国内の個人投資家へのロボット・トレーディング等の普及や、推進への努力を積み重ねてきた中国からの取引参加者拡大など、プロップ勢に対抗する新勢力の登場・躍進を期待する」と続けた。今年、電力先物やゴムTSRの新規上場を迎える東商取は、これまでの努力が実り収穫を得る戌年へ向けて、新しく始まる大発展のスタートへの健闘を誓った。

・主務省からの来賓ご挨拶：経産省は情報技術新時代へ向けて、総合エネルギー市場創設への期待を述べ、農水省は海外への輸出を含めた国内農業の振興へ商品市場への期待を述べた。