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日本の3メガバンクなど国際的に営業する大手銀行に対する新たな自己資本規制「バーゼル3」について最終合意したと発表(7日)
2017-12-11
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融資などの銀行のリスク資産の算定方法が従来よりも厳しくなる内容で、2022年から順次導入する。バーゼル銀行監督委の中央銀行総裁・銀行当局長官グループが7日、スイスで会議を開き、新たな規制の枠組みを承認した。
08年の金融危機「リーマン・ショック」後、議論されてきた規制強化は今回で完結した。最後まで焦点となったのが、自己資本比率を計算する際、分母となるリスク資産をどう算出するかだった。最終合意では、各行が独自にリスク資産を計算できる仕組みは維持する事になった。ただ、各行が独自にリスク資産などのリスク全体の総額を見積もる際、外部の格付け会社が評価した値と比べて72.5%を下回らないようにすることになった。
独自計算でリスクを過小評価することがないようにするのが狙い。