トランプ米大統領、エルサレムをイスラエルの首都と認定すると正式に発表(6日)
2017-12-11
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米国の中東政策を大きく転換した事になる。
「長年の課題には新しいアプローチが必要。本日、私の発表はイスラエルとパレスチナの紛争に対する新しいアプローチの始まりを告げるものだ。我々はエルサレムをイスラエルの首都だと完全かつ最終的に認定する」トランプ大統領はこのように述べ、テルアビブにある米国大使館をエルサレムに移転する計画を策定するよう国務省に指示したと発表。又、トランプ大統領は「歴代の大統領が守らなかった選挙公約を私は今日実行する」「エルサレムにイスラエルの議会や裁判所、大統領府などがあるという単純な真実を認めただけだ」と強調した。その上で、パレスチナ国家を樹立しイスラエルとの共生を目指す「2国家共存」について「双方が望めば支持する」と述べ、ペンス副大統領を近く中東に派遣する事を明らかにした。尚、国連安保理は8日に、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定した事について緊急会合を開く予定。