金融庁:金融庁が、業績が悪化している複数の地方銀行を対象に、立ち入り検査を行っていることが8日判明
2017-11-13
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低金利や人口減を背景に、地銀の経営環境は厳しくなりつつある。検査により、再編を含めた抜本的な経営改革を促し、将来に渡って財務の健全性を確保させる狙いがある。月内に発表される「金融行政方針」で、検査の具体的な方針を説明する。
金融庁は先月から、数行の地銀に対する検査に着手した。検査官が常駐し、役職員への聞き取りを行っているほか、地域の経済状況や財務書類の分析を進めている。人口減などで地域経済が縮小し、単独で生残る事が難しいと判断すれば他行と経営統合する事も促すとみられる。