アジア太平洋地域の国・地域は多国間自由貿易を支持すべきと呼びかけた。保護主義的な米国と一線を画す姿勢を明確にした。
グローバリゼーションの趨勢は不可逆だが、世界はこれを、よりバランスの取れた、包括的なものにしなければならないとの見解を示した。又、経済のグローバル化を進めるか、挑戦をためらって立ち止まるかと問いかけ、「開放は発展をもたらす」として多国間貿易の意義を強調。その上で中国は市場アクセスの制限を大幅に緩和し、国内におけるすべての外国事業を平等に扱うと述べた。
米国がTPPからの離脱を表明して以来、中国は代替の選択肢として自らが主導するRCEP（東アジア地域包括的経済連携）の推進を目指している。