アーダーン・ニュージーランド首相、自ら率いる労働党が選挙公約に掲げていた外国人による中古住宅購入規制に関し、実現するための法改正案を発表(31日)
2017-11-06
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TPPに影響を与えることなく実施できるとしており、TPPに残留したまま公約を実現する方針だ。発表された海外投資法の改正案では、住宅を「重要分野」に分類する。これにより、非居住外国人は原則として、NZで中古住宅を購入できなくなる。来年初めの議会可決を目指す。
TPPを巡り、NZは不当な扱いを受けた企業が進出先の政府を訴える事ができる「ISDS」条項の修正を求める方針を維持した。首相は「NZ企業よりも多くの権利をNZに進出する多国籍企業に与える」と懸念を表明。11カ国が大筋合意を目指す11月の会合での議論を踏まえ、対応を決める考えだ。