アゼルバイジャン、ジョージア、トルコの3カ国を結ぶ「バクー・トビリシ・カルス鉄道」(BTK鉄道)が、正式に開通(30日)
2017-11-06
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中央アジア、中東、欧州を結ぶ要衝に位置し、ロシアを経由する既存路線の代替ルートとなる。中国が提唱する広域経済圏構想「一帯一路」の一角でもあり、地域での中国の存在感が更に高まりそうだ。
沿線3カ国は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の原加盟国。AIIBはアゼルバイジャンからトルコに延びる天然ガスパイプラインの建設に6億㌦を融資する。トルコの国別輸入額は15年に中国がロシアを抜いて首位となった。