イエレンFRB議長は利上げを継続する方針を示した。同議長は、この討論会で、「物価上昇率の低迷は一時的で、来年は高まるだろう」と述べると共に「今後2-3年は緩やかに金利を引上げていくのが適切だ」と主張した。一方、黒田日銀総裁は「物価上昇率2％の目標実現にはなお距離があるが、できるだけ早期に実現するため、強力な金融緩和を粘り強く続ける」と述べた。